国井香月（かげつ/本名重夫1918～1988）作、薩摩黄楊 柾目 盛上将棋駒
 駒尻の銘が「香月」となっておりますので、大山名人に許されて銘に「名匠」を加える以前、師が最も駒作りに打ち込んだ時代の作品と思われます。

 書体は「錦旗（きんき）」、「駒の道は錦旗に始まり錦旗に終わる」といわれる最もオーソドックスな書体です。
 木地は薩摩黄楊柾目。白口の木肌にうっすらと柾目が入った上品な木地に、確かた盛り上げの技が光ります。

で入手したものですので、詳細は不明ですが、ほとんど使われていないと思います。僅かなスレ等がございますが、総じて状態は良好です。

 余り歩は１枚です。
 サイズ（縦＊横＊厚さ） 王将31.1＊27.1＊8.6  歩兵26.1＊20.9＊6.9  測定誤差はご容赦ください。
 写真の香月堂オリジナル桐製平箱が付属いたします。

 １０００円スタートです。ご入札を宜しくお願いします。