フェンダージャパン製のテレキャスターボディです。Aシリアルということで，以前ここで入手しました。
アルダー3P?オリンピックホワイト塗装重量 2.3kg
たぶん使用中にストラップ外れた事件があったのでしょう。ボディ裏のジャック近辺がへこんで木材も少しガサガサっとかけていたのでパテで成形して少し塗装しています。
オリジナルネックのセットがボディより過ぎたのか，ポケットに軽くクラックがありました。よくあることですが，瞬間接着剤で割れ目を固定しておきました。ピックガードで見えなくなります。
ピックガードはオリジナルと違うものを付けていたので穴をうめて新規に開けてます。
割とほかの塗装状態は良いので全塗装するまでもないなとオリジナル塗装を尊重してあります。前面はきれいで木材の継ぎ目もよくわからないくらいです。大切に使用されているギターだったみたいですが，打痕や小さな傷はよく見るとあります。
シリアルナンバーがAらしいのですが，ボディだけの状態で来たので信じるしかありません。
A＋6桁 MADE IN JAPAN 1985年-1986年A＋6桁 Crafted in Japan 1997年-1998年の2通りありますのでどちらかですが，所有する90年代のミニテレキャスと色味やつやが近いので後者かなと思ってます。
使い込んでいるので美品ではありませんが，確認のためタッピングするとやはりアルダーミドルの利いたコン！という鳴りで同じネックでもテレというよりギブソン的音でした。
塗装はポリだと思いますが，結構薄く古いこともあって下の木目が光の加減でわかります。
ネックポケットとボディに製造時のスタンプがありますが，全オーナーが何をしようとしたのか少し削れてます。治そうかと思いましたが，フェンジャパの証拠が無くなるのでそのままにしました。
ジョーバーデンのブリッジを私がつけていたので，ピックアップ近くに小さな穴が開いてます。ブリッジをつけると穴は隠れます。
残念ながら合うネックが見つからず，このままでは宝の持ち腐れなので手放します。太い音のテレキャスボディはいかがでしょうか？