ヤマハのブックシェルフ型スピーカー「NS-PB350」2本です。カラーはウォルナット。
以下の整備を施しています。・ ネットワークの調整・ 吸音材の追加
ディバイディングネットワークの調整をしています。ツイーター回路のコンデンサを、汎用品から東信工業製PETフィルムコンデンサとニチコン製オーディオ向け電解コンデンサ「MUSE」シリーズの併用に換装（写真8枚目右下）。静電容量はオリジナルと同等です。ウーファー側は変更ありません。また、ツイーター側の位相接続を逆転しています。
キャビネット内部にPET製硬質フェルトを吸音材として貼りつけています。
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キャビネット外観は、片方の側面に擦り傷（写真4枚目）、底部の角に小さな打痕（写真7枚目）があります。また、天面に極薄い擦り傷があります。（写真6枚目）
前面ネットは、穴や剥がれはありません。
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シアター向け2.1chセット「NS-P350」のサラウンドスピーカー部となります。センタースピーカーは付属しません。
よく似たシステム「NS-B330」と比較すると、キャビネット形状の簡素化やシングルバッフル、フィルターに汎用のコンデンサを使うなどの廉価となった部分はありますが、ドライバーユニットは同等のものを搭載しており、コストパフォーマンスに優れるものとなっています。
整備では、2chステレオシステムとして据え置いた際に違和感の小さい音質になるよう調整をしています。また、吸音材の配置はNS-B330を踏襲したものとなっています。
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主な定格・ 2ウェイ2スピーカー/バスレフ型・ 寸法：186W x 320H x 208D mm・ 重量：4.8kg・ インピーダンス：6Ω・ 再生周波数帯域：57Hz～45ｋHz（-10dB）・ 許容入力：50W